受け継がれていく味と情熱、歴史の深みを出す酒へのこだわり。

昔ながらの丁寧な寒造り

伊万里酒造で使用する酒米は、すべて10-15kgずつを秒単位で丁寧に洗っていきます。
また、麹造りでは、酒米が持つ真に秘めた力を引き出し、
仕込みには竜門水系の軟水を使用してゆっくりと低温発酵していきます。
そして、飲む人を笑顔にする古伊万里酒造の日本酒が醸し出されてくるのです。

古代から恵まれた風土と人情、代々受け継がれた技法を守り、一つひとつの作業に手間をかけ丁寧に醸し上げる。
私たちは、歴史と伝統を守りつつ、前へ前へと時代にマッチした日本酒の在り方を追求しています。
また、2016年より、醸造環境整備に着手し九州佐賀に適した酒蔵環境、時代に適した労働環境整備に取り組んでいきます。
そして今、SDG‘s持続可能な酒蔵であり続けるための努力を惜しみません。

おいしいお酒を作るための取組

佐賀県産米を主原料としています。
JA伊万里酒米研究会(山田錦栽培)、地元すみやま地区の方とのコラボなど酒造米安定生産への取り組みを行っています。

酒米研究会

米生産者、酒蔵が情報を共有化することで、より良い酒米の生産、安定供給に結び付けたいです。
特に地元産山田錦・さがの華の栽培に取り組んでいます。

すみやまプロジェクト

蔵より国見山方面へ5分ほど登った中山間地、昔は炭鉱として栄えた炭山地区で地元農家すみやま棚田守る会の方と2014年より酒米を造り、純米酒を醸す取り組みを始めています。

竜門水系の水を仕込み水として使用しています。
粘土層を通り抜けてしみ出でる軟水は鉄分が少ない酒造りに適した水として仕込み水として長年使用しております。

1.麹 2.元 3.造り

1.麹

古伊万里酒造では全量吟醸麹つくりのノウハウを生かして作った麹を使用しております。
全量箱麹でより良質の麹を造りだし、古伊万里の酒の味の元を作り出しています。

2.酒母

全量中温速醸酒母仕込導入。より効率よく安定した酒母造りをめざし取り組む中2013年より全て中温速醸にて仕込んでおります。

3.造り

普通酒から純米酒、純米吟醸酒(特定名称酒)への移行。
こまやかな品質管理(分析)を行い日々のもろみの動きに細心の注意を払い醸造を行います。最新の分析機械の導入そして最終決断は熟練の蔵人の感応評価。この2つが古伊万里酒造の清酒上層タイミングを決めていきます。

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